校長あいさつ

 本校は、平成6年(1994年)4月、水清き平鹿の豊穣な地に日本列島をイメージして各棟が配置された校舎のもと、「社会の変化に主体的に対応し、自ら考え判断できる人間性豊かな生徒の育成」を教育の基本方針として開校しました。以来、同窓生や保護者の皆様、地域の方々のご理解とご協力に支えられながら歴史を刻み、令和5年度で創立から30年目を迎えます。4月6日には、入学生93名が高校生活への希望を胸に仲間入りしました。生徒は日々、自主性を重んずる教育環境の中で、はつらつと学業や部活動に取り組み、仲間と切磋琢磨することにより、自己実現に向け意欲的に取り組んでいます。

 本校の校訓「日日新 又日新」(日日に新たに、又日に新たなり)には、昨日よりも今日、今日よりも明日と、自己の成長を目指して勉学に修養に心がけて欲しい、との思いが込められています。生徒は校訓を胸に刻み、高い志と向上心をもって、勉学や学校行事、部活動に積極的に参加して、日々の学校生活の中でたくましさや豊かな人間性を育み、将来に向けた自己形成を努めており、新たな時代を切り拓く人材の育成を目指し、様々な教育活動に取り組んでまいります。

 本校には普通科と総合ビジネス科があります。普通科は進学希望・就職希望の両方に応える教育課程を組んでいます。総合ビジネス科では、商業の知識・技能の専門性を高めるとともに、各種資格取得にも取り組み、就職から大学進学まで多様な進路希望を実現しています。また、地域に根ざした学校として、ボランティア活動や地域連携活動等の体験的な活動を推進し、広く社会と繋がる人材の育成にも努めています。

 部活動では、運動部・文化部とも毎年東北大会や全国大会などの上位大会に進出する活躍をしています。本校は、文武両道の実践を通じ、豊かな心を育てることを大切にし、社会性や個々の生徒の特性を伸ばす指導を行っております。

 一人ひとりを大切にして、生徒の主体的な活動による魅力ある学校づくりに取り組んでいる平成高校に、引き続きご支援をお願いいたします。

                   令和5年4月
                   第14代校長 松岡正利( Matsuoka Masatoshi )

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